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朝倉市上秋月に事業所を移転 アサモク


林業、バイオマス発電事業開始

木材加工、販売の㈱アサモク(朝倉郡筑前町、多田啓社長)は10月22日付で、本社南側の木材加工場を朝倉市上秋月に移転した。
バイオマス発電の事業参入や林業の再開を目的に自社保有の森林近くに移転したもので、場所は国道500号線沿い朝倉市立秋月小学校そば。敷地面積は約660㎡。従業員13人。新事業所では従来の木材加工に加え、バイオマス発電に使用する木材チップ製造の機械も導入した。営業時間は月~金が午前8時~午後5時で、土曜日は隔週で営業する。
多田社長は「2年前の災害をきっかけに林業の重要さを改めて感じた。森林の手入れから販売まで、自社で一貫して対応できる仕組みを構築していきたい」と話している。
同社は1952年11月設立。資本金6000万円。売上高4億5000万円。従業員13人。
多田社長は1977年7月31日生まれの42歳。朝倉郡筑前町出身。九州大学大学院総合理工学府修了。趣味は読書。

2019年11月12日発行