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有価証券売却益が減少し減収減益 筑邦銀行


中間純利益は4億8700万円

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)の20年9月の中間連結決算は、経常収益が前年同期比11・2%減の85億4100万円、経常利益が同26・0%減の6億3300万円の減収減益となった。
貸出金利息や有価証券利息の増加によって資金運用収益が増加したものの、有価証券の売却益が減少したことで減収。利益面では不良債権の処理費用や営業経費が減少したものの、減益となった。中間期利益は特別利益に退職給付制度改定益を計上したが、14・5%減の4億8700万円にとどまった。
同行では経常収益が前年同期比7・9%減の169億2千万円、経常利益が同22・6%減の9億8500万円、当期純利益が15・0%減の6億8千万円の減収減益を見込んでいる。

2020年11月24日発行