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4月1日付で九州産業活性化センターと合併 九州産業技術センター
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名称は九州オープンイノベーションセンターに
一般財団法人・九州産業技術センター(福岡市博多区博多駅東2丁目、麻生渡理事長)は、4月1日付で一般財団法人・九州産業活性化センター(同)と合併、新たに一般財団法人・九州オープンイノベーションセンター(KOIC)として発足する。
九州産業技術センターは1985(昭和60)年に、中小企業の技術振興による新製品開発を支援する機関として九州の経済界、自治体からの寄付で設立、九州産業活性化センターは87年に経済界の寄付で設立していたが、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など最先端技術を活用したイノベーション活動が加速していることを背景に合併、新しい組織として発足する。KOICはオープンイノベーションという手法を採用、デジタル技術を使った新製品・サービス、ビジネスモデルの事業化の推進を図るとともに、海外のオープンイノベーション拠点との連携や交流などを進める。新組織の理事長や役員体制は3月に開く理事会などを経て、正式に決定するという。
経済産業省出身の成清四男美常務理事は「オープンイノベーションによる新技術開発などが予想以上のスピードで進んでいることを背景に新組織として発足する」とした上で、「日本国内、海外の企業を対象にオープンイノベーションの形式で支援活動を展開していきたい」と話している。
2020年1月21日発行