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最大20億円かけ新工場棟建設  日創プロニティ


22年4月稼働目指す

金属加工事業の日創プロニティ㈱(福岡市南区向野2丁目、石田徹社長)は2022年4月の稼働をめどに、最大20億円をかけて福島工場(福島県石川郡)敷地内に新工場棟を建設する。着工は来春予定。
物流倉庫や工場などで使用されている「耐火パネル」や「不燃断熱パネル」のニーズ向上を受け、工場棟を建設し生産ラインを新設・増設する。新工場稼働後は従来の年間生産パネル面積約10万㎡から3倍の約30万㎡の生産性向上を見込んでいる。福島工場の総敷地面積4万1千㎡内に平屋建て、延べ床面積約5千㎡の工場を新設する。これに伴い最低10人を雇用するという。石田社長は「市場拡大を受け生産性を増強する。工事を請け負うグループ会社と連携し、材工一括受注でさらなるニーズを取り込む」と話している。
同社は1983年9月設立。資本金11億7696万円。売上高83億8900万円(2020年8月期)。従業員264人。

2020年12月15日発行