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書道教室のFC事業を開始 アトリエ香


主な対象は保育園、老健施設など

書道教室運営の㈱アトリエ香(福岡市中央区大濠2丁目、浦岡香社長)は4月9日から、書道教室のフランチャイズ事業を開始した。
同社は2008年に書道教室をスタート。現在、国内外10カ所で、子どもから社会人、師範取得希望者まで幅広い層に指導している。FCの本格展開に伴い、今年はビジネスモデル確立のため、九州を中心に西日本エリアで広げていく方針という。主な対象は保育園や老健施設で、個人も受け付ける。内容は教室運営(ボールペン字講座含む)と書道具販売など。指導に必要なノウハウは動画でも対応(一律1080円)し、勉強会なども開催する。加盟金(初期費用)は10万円、ロイヤリティは2割。浦岡社長は「法人の場合は付加価値を高める新規事業としての活用を見込んでいる。個人の場合は師範免許を取得したままで教室開講に至ってないケースなど需要は高い。これから取得したい人や独立希望者にも柔軟に対応していく」と話している。
浦岡社長は福岡市出身。1968年5月1日生まれの51歳。中村学園大学食物栄養学科卒。卒業後管理栄養士として医療の現場に携わった後、1998年に書の修練を再開し、2003年師範取得。趣味は旅行。

2019年5月1.8日合併号