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昨年11月の外国人入国者数は26・8%増  九州運輸局    12月の速報値を含め、過去最高更新


 九州運輸局(佐々木良局長)は2月7日、昨年11月の九州への外国人入国者数の推移を発表、クルーズ船を含む確定値は前年比26・8%増の33万5人、クルーズを含まない12月の速報値は同19・6%増の23万4188人で、2003(平成15)年の統計開始以来、過去最高を更新した。
 国・地域別で最も多かったのは韓国で、前年比19・4%増の13万6164人。9月にエアプサン、ティーウェイ航空など韓国系LCCが福岡-大邸線の新規就航などにより、個人旅行を中心に増加した。2位は台湾、LCC・バニラエアの福岡-台北線運休や北海道や東北方面へのチャーター便運航の影響で同12・1%減の2万3999人だったものの、入国者数では2位を維持した。3位は中国で同8・9%増の1万6499人。個人旅行を中心に回復が見られ、前月に続き増加傾向で推移、大部分が中国発と想定されるクルーズ船については前年比67・9%増と大幅増だった。4位は香港で同17%増の17310人。7月に香港エクスプレスが鹿児島線を就航したことや福岡線を増便したことで、好調を維持した。5位はタイで同38・5%減の3569人。10月にLCCのジェットスターの路線撤退やプミポン国王崩御に伴う30日間の娯楽行事への自粛の影響もあり、大幅に減少した。