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昨年11月の入国者数は前年比31・6%減  九州運輸局


韓国の7割減が影響

九州運輸局は2月19日、管内の外国人入国者数を発表、クルーズ船による入国を含む確定値は前年同月比31・6%減の27万6087人と大幅に減少した。  クルーズを除く通常入国者数が同37・4%減の18万7171人、クルーズ船による入国者数は同15・1%減の8万8916人だった。国・地域別でみた入国者数は、韓国が70・5%減の5万8673人。日韓関係の悪化によって、九州各空港からの日韓航空路線、対馬―釜山における日韓定期航路の運休や減便等で韓国からの入国者数が70・5%減だったことが影響した。中国は9・4%減の11万2393人。クルーズ船による入国者数が15・1%減の8万8916人だったものの、通常入国者数は春秋航空の佐賀―西安線の就航によって18・5%増の2万5701人と11月単月では過去最高となった。一方、台湾と香港は11月単独では過去最高となり、台湾は20・5%増の3万8194人、香港は30・8%増の3万61人だった。また、LCCが相次ぎ就航したアセアンからの入国者数は62・7%増の2万2479人、欧米豪からの入国者数は19・7%増の1万2590人と11月単月では過去最高を更新した。  そのほか、同日付で発表した12月の入国者数(クルーズを含まない速報値)は、前年同月比34%減の19万7111人で、速報値を含めた昨年1月から12月までの累計は17・5%減の414万774人だった。

2020年3月3日発行