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昨年比26人減の268人が入社 九州電力


週刊経済2021年4月13日発行

来春の採用予定者数は230人

九州電力㈱(池辺和弘社長)は4月1日、1年ぶりに入社式を実施、昨年より26人減の268人(通年採用含む)が入社した。
今春入社人数の内訳は、大学・専門・短大卒が145人、高専卒が12人、高卒は111人。男女別では男性が227人、女性は41人。来春の採用予定者数は230人。今年は福岡市城南区松山1丁目の社員研修所と各支社(福岡、北九州支社を除く)、一部発電所をオンライン形式で結んだ初めてのリモート形式による開催となった。そのため、国歌、社歌の斉唱は省略され、開式後、辞令交付、従業員記章の授与に入り、社員研修所の大会議室に設けられた演台には池辺社長、九州電力送配電の廣渡健社長がそれぞれ演台に立ち、池辺社長は宮﨑支社の井上斗夢さんに、廣渡社長は新大分発電所の柿原憂佳さんにモニター越しで辞令と従業員記章を授与した。
池辺社長は「コロナ禍で社会全体が急激に変化する中、九電グループを取り巻く経営環境も大きな転換点にある」とした上で、新入社員に求めるキーワードを①オープン②スピード&チャレンジ③ラーニングとし、「九電グループの既存の色に自ら染まる必要はない。自分らしい色で九電グループの自由な職場風土を描き、新たな文化を作ってくれることを期待している」と祝辞を述べた。