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春吉と中洲のホテルをリブランドオープン 沖縄のリゾーツ琉球


週刊経済2022年4月12日発行

朝食サービスを充実

沖縄と福岡でホテル事業を手掛けるリゾーツ琉球㈱(沖縄県豊見城市、兼城賢成社長)は4月1日、福岡市中央区春吉3丁目と博多区中洲3丁目のホテルをリブランドオープンした。
リブランドしたのは「ホテルWBF 福岡天神南」(同市中央区春吉)と「ホテルWBF 福岡中洲」(同市博多区中洲)で、それぞれ「The BREAKFAST HOTEL福岡天神」と「The BREAKFAST HOTEL福岡中洲」に名称変更。『すべての人を最高の状態で送り出したい』(同社)の考えのもと、宿泊客への朝食サービスの向上を図った。九州エリアの食材やシェフの手づくり料理を強みに、「同 福岡天神」では福岡県の卵を使用したフレンチトースト、シェフがその場で焼くありたどり(佐賀のブランド鶏)を使ったとりまぶし、福岡近郊で獲れた地魚の海鮮丼、糸島産の卵を使ったたまごかけご飯といったメイン料理ほか40の料理を提供。また「同 福岡中洲」ではシェフが石窯を使ってその場で焼くピザ、シェフが具材を小さくカットしたチョップドサラダ、九州産の果物を使ったスムージードリンクといったメイン料理ほか60のアイテムを用意する。シェフは朝食時に3~4人を配置し、調理体制を強化している。甲斐義教支配人は「最近は朝食を提供しないビジネスホテルが増える中、メニューの充実さだけでなく、調理工程や人材配置、オペレーションにもこだわった。満足度の高いホテルを目指し、従来と同様、単身や複数で利用する女性客への訴求に努めていきたい」と話している。