春の新商品「博多肉餃子」を発売　八洋食品

Tag:

週刊経済2021年2月23日発行

餃子推し、博多推しの商品を企画

餃子など冷蔵・冷凍調理食品製造の八洋食品㈱（糟屋郡新宮町上府北４丁目、川添修三社長）は３月１日、市販用チルドの新商品として「うまかよ！博多肉餃子」を発売した。
これは量販店の売り場活性化の提案として毎年春と秋に新商品を発売する一環。今回はＳＮＳなどで流行している、自分が好きなものを称える際に使う「○○しか勝たん」というフレーズを用いて、「餃子しか勝たん」をキャッチコピーに、「餃子推し、博多推し」の商品を企画。国産豚肉・鶏肉を使用し、具がしっかり締まって食感が良い肉餃子に仕上げたという。「うまたれ」シリーズの久原醤油とコラボし昨年秋に発売した「おいしいキャベツたっぷり餃子」とのセット販売も提案していく。
内容量は１５ｇ×１２個入りで、久原醤油が八洋食品向けに特製した「ぎょうざのうまたれ」も付く。希望小売価格は２３０円（税別）。九州や中国・四国地区の量販店で拡販を図り、月商３００万円を目指す。
同社は１９６３年４月創業・設立。資本金８４００万円。従業員２８０人。市販用チルド餃子の西日本トップメーカーで、外食産業や量販店内デリカ向けの業務用冷凍餃子製造も柱に成長。関連会社６社と八洋グループを形成。２０２０年１月期の売上高は８０億６００万円。