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早良区野芥4丁目に直営の有料老人ホーム 　 京都市のケア・リンク　　　福岡初進出、九州で3カ所目

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　有料老人ホーム「はぴね」をチェーン展開する株式会社ケア・リンク（京都市中京区、籾山幸雄社長、以下「ケアリンク」）は7月1日、福岡市早良区野芥4丁目に直営の有料老人ホームをオープンする。九州では大分、鹿児島に次ぎ3カ所目、福岡では初の物件となる。
　施設名は「はぴね福岡野芥」。場所は油山のふもとにある野芥住宅団地北東側に位置し、近隣病院施設には「医療法人泯江堂油山病院」がある。敷地面積は1,396.12平方メートル、建物は鉄骨5階建て、延べ床面積は2,974.43平方メートル。1階が駐車場、機能訓練室、車椅子入浴などの特殊浴場、2階から5階が入居スペースで全64室で、1部屋の平均占有面積は約18平方メートル。ワンフロアを1ユニットとし、食堂、風呂、共同スペース、スタッフルームなどが各階に設置されている。従業員数は看護師、準看護師、介護福祉士を含み17人。
　5月末をめどに入居者募集を開始し、7月1日付で施設をオープン。入居一時金は180万円、毎月の施設利用料は家賃6万円、食費5万6,000円、管理費4万7,000円の計16万3,000円に設定する予定。
　土地、建物は株式会社九州リースサービス（福岡市博多区博多駅前4丁目、榎本重孝社長）が所有し、事業用・投資用不動産事業を行う株式会社コマーシャル・アールイー（東京都中央区京橋2丁目）に賃貸、ケアリンクが運営面を担当する。なお、今回の施設建設は、ケアリンクと福岡地区のエリアパートナー契約を結んでいる照栄建設株式会社（福岡市南区向新町2丁目）が担当した。
　なお、ケアリンクは福岡市内で博多区、中央区の都心部に、今回と同等規模の施設オープンを進める方針で、建設用地を探しているという。
　ケアリンクは2000年7月設立、資本金は8億3,747万円。国内で20ヵ所弱の有料老人ホームを運営している。