早良区西新５丁目のカフェをリニューアル　社会福祉法人たかとり福祉会

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週刊経済2023年8月17日発行号

就労支援の場としても機能

社会福祉法人たかとり福祉会（福岡市早良区西新５丁目、権藤光枝理事長）は８月１日、本部同所の就労継続支援Ｂ型事業所に併設のカフェをリニューアルした。
４月に前事業者から法人を引き継ぎ、本部同所の就労継続支援Ｂ型事業所に併設していたカフェ「ベーカリー＆カフェ ビエント」を全面改装、店名を「コトリ珈琲店」に変更した。店舗面積は１２１㎡で北欧モダン風の内装に仕上げ、カウンター５席とテーブル２０席を配置、車椅子でも利用できるバリアフリーのトイレも設置した。ドリンクはコトリ珈琲（税込み４５０円）をはじめ８種類、フードはハムたまごホットサンド（同６９０円）など４種類。就労継続支援Ｂ型事業所（一般企業に就職することが困難な障がい者が雇用契約を結ばずに就労訓練を受ける事業所）としても機能し、生活支援員などのサポートの下、利用者が接客業務やレジ対応、片付け、清掃などを手掛ける。利用定員は２０人で、８月１日時点で１人の利用が決まっている。利用者の時間は午前９時半～午後３時半、営業時間は午前８時半～午後５時半、定休日は土日祝日。権藤理事長は「利用者一人一人の特性に合った作業を用意している。自分らしい働き方を見つけてほしい」と話している。