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早良区西新4丁目に14階建て有料老人ホーム 西日本鉄道


55億円投じ上質かつハイクラスの施設計画

西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、倉富純男社長)は7月、約55億円を投じて福岡市早良区西新4丁目に地上14階建ての有料老人ホーム「(仮称)サンカルナ西新」を着工した。開業は2021年6月予定。
同社ではシニア住宅事業の拡大に取り組んでおり、高齢者住宅の多様なニーズに対応するため、有料老人ホーム「サンカルナ」ブランド7施設、「サンカルナテラス」ブランド1施設、サービス付高齢者住宅「カルナス」ブランドを2施設展開している(計画中含む)。中でも、最高級かつ主力ブランドのサンカルナは充実した共用部やサービスなどが好評で一般居室の入居率は各施設90%を超えている。今回、福岡市の西の副都心、西新地区の好立地においてサンカルナブランドの中でも、より上質でかつハイクラスの施設を計画するもの。
場所は、地下鉄「西新」駅から南へ徒歩約2分。敷地面積は2488㎡で、延べ床面積が1万2286㎡。居室は133室で、5~13階に入る一般居室が113室、4階の介護専用居室が20室。一般居室では、ゆとりのある平均約51㎡の居室面積や、全室床暖房を完備し、グレードの高いトイレやキッチンなど快適な住環境を提供する。また、充実した共用部においては、最上階に眺望を楽しめるレストランやラウンジを配置するのが最大の特徴。さらに、1、2階には、スーパーマーケットなどの生活利便施設がテナントとして入居予定。
一般居室の料金は入居一時金が約3300万円 月額費用が約16万円(管理費と食費)。来年5月から募集を開始。完成は21年3月、入居開始は同6月を予定している。

2019年8月6日発行