NEWS

早良区百道浜にオペレーションセンター 東京のアクセンチュア


業務90%自動化推進

総合コンサルティングサービスのアクセンチュア㈱(東京都港区、江川昌史社長)は1月28日、福岡市早良区百道浜2丁目に現行業務を自動化するオペレーションセンターを開設した。
国内では東京や横浜、大阪、北海道など計9拠点を持ち、九州では2014年のビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)の業務を担う熊本センターに次ぐ2拠点目で、以前から進めている国内拠点の拡充の一環。名称は「アクセンチュア・インテリジェント・オペレーションセンター福岡(以下:AIO福岡)」。場所はシーサイドももち海浜公園そばの「AIビル」3階と4階。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、アナリティクス、AI(人工知能)をはじめとする最先端技術の活用と抜本的なBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)で次世代の業務プロセスを創出、その業務オペレーションを顧客に代わり執行する場で、現行業務の「90%自動化」を推進する。同社初の拠点となる。中核拠点として首都圏など国内で受注したRPA業務を集約する。まずは300人の雇用を目指し、福岡でも積極的に採用していく。江川社長は「福岡は若年層の人口が伸びており、デジタルとの親和性が高いと考え、この地を選んだ。熊本の拠点と一体的な運営を目指していく」と話している。
アクセンチュアは世界52カ国・200都市以上に拠点を持つ総合コンサルティング会社。日本法人のアクセンチュア㈱は1995年12月設立。資本金3億5000万円。従業員数1万人以上。

2019年2月5日発行