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早良区城西の社員寮内に地域住民が利用できるサロン 西日本鉄道


サロンを活用したイベントも開催

西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、倉富純男社長)は10月4日、同市早良区城西1丁目の社員寮「明和寮」内のリビングルームを活用して、地域住民が利用できる「まち夢サロン」をオープンした。
これは地域と連携し、沿線の活性化に取り組む一環。今年3月に新築した同寮は、広々としたリビングルームや談話室など充実した共用部・最新の設備が特徴という。今回寮生だけでなく、「地域の方々にも利用していただきたい」という想いから開設したもので、同サロンを活用したイベントも開催していく。同サロンが地域住民の憩いの場となることで地域コミュニティ創出に寄与するとともに、寮生との接点が生まれることを通じて、同社について知ってもらい、親しみを持ってもらう機会にする狙い。
同寮は地下鉄西新駅から城南線を南東へ徒歩4分ほどの場所に立地。サロンとして活用するリビングルームは、床面積174㎡で天井高約4mのゆったりとした空間。ドリンクバーやテレビ、無料公衆Wi‐Fiを備え付けている。利用方法は同寮管理人から入館証nimoca(500円)を購入し、その入館証を用いて専用入口から入館、食堂設置の券売機で利用券(300円)を購入する。利用可能時間は平日の10時から15時までで、地域の会合の場や談話室、マルシェなどさまざまな用途で利用できる。また、同サロンを活用したイベント第1弾として、農林水産省が推進する「農業女子プロジェクト」のメンバーによる野菜や食品加工品などの地産地消販売を月2、3回開催する予定で、同サロンのにぎわい創出やPRにつなげていく。

2019年10月16日発行