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旧住吉小学校跡地の事業予定者に内定 精華学園


女子高等学校のグラウンドに

学校法人精華学園(福岡市博多区南八幡町2丁目、吉田幸滋理事長)は3月22日、福岡市(高島宗一郎市長)の教育委員会が主導する同市の旧住吉小学校跡地活用公募事業予定者に内定した。譲渡希望土地価格は13億5000万円。
跡地は、精華女子高等学校北側で、敷地面積は5745㎡。2015年に市立住吉小学校と同市立中学校が統合移転で、小学校の校舎は解体され、跡地活用案を公募していた。昨年12月末に公募を開始し3案集まったが、精華学園が提案した精華女子高等学校のグラウンドを主体とする活用案が緑化による環境配慮や、防災などの機能を持ち、周辺の住環境向上を図っているなど地域貢献の実現性が高いことが高く評価された。4月末にも土地は引き渡され、2022年3月までに整備する計画だという。

2019年4月2日発行