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旧三又小利活用事業公募スケジュールを見直し 大川市


週刊経済2021年5月18日発行

移転改修に伴う工期延長が影響

大川市(倉重良一市長)は5月7日、同市中古賀にある旧三又小学校跡地を対象とした利活用事業プロポーザル(事業提案)公募スケジュールを再度延長し見直すことを明らかにした。
当初のスケジュールでは、今年8月に同小学校を北側に隣接する「旧三又中学校跡地」に移転した後、同10月に旧小学校跡地を譲渡する計画だったが、旧三又中学校における三又小学校移転改修工事が今年11月(見込み)まで工期延長、小学校移転も同12月以降となったことから、募集受付および譲渡スケジュールを再度見直すもの。
場所は県道765号(鐘ヶ江酒見間線)沿い、中古賀交差点近く。敷地面積は約1万2千㎡。建物は鉄筋コンクリート造3階建て校舎が2棟(延べ床面積2526㎡:1981年竣工。同1327㎡:82年竣工)、体育館(建築面積746㎡:83年竣工)、学童保育所(同151㎡:81年竣工)などで構成。用途地域は第一種住居地域で、容積率は200%、建ぺい率は60%。最低譲渡価格は2060万円。
応募書類受付は当初4月30日までだったが、7月30日まで延長。審査会による優先交渉事業者選定および公表も当初5月予定から8月に延期する(予定)。また、選定後の物件譲渡は来年3月の予定。なお、物件は現状有姿のまま一括譲渡する。詳細はインテリア課おおかわセールス係まで。