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日韓定期航路、前年比58・1%減の57万4千人 九州運輸局調
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50万人台は18年ぶり
九州運輸局が6月19日に発表した2019(令和元)年度の日韓定期航路の旅客数は、前年比58・2%減の57万4千人だった。年間旅客数が50万人台となったのは2001年度以降18年ぶり。
日韓定期航路は現在、韓国・釜山港と博多、対馬、下関の3区間あり、8社が運航しているが、日韓関係悪化によって昨年7月以降、韓国人利用者が減少傾向となり、加えて2月以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全社が運休したことが影響した。国別では、韓国人が62・8%減の18万4千人、日本人は24・1%減の10万4千人だった。航路別では博多―釜山間が47・3%減の18万4千人、対馬―釜山間が63・8%減の30万9千人と新型インフルエンザが流行した09年度以来10年ぶりの大幅減、下関―釜山間は52・6%減の7万7千人だった。
2020年7月7日発行