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日赤福岡県支部と遺言信託に関する業務協定  西日本シティ銀行


九州の地方銀行で初めて

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は11月1日、日本赤十字社福岡県支部(同市南区大楠3丁目)と遺言信託に関する業務協定を締結した。
これは顧客の多様な相続ニーズに応える一環で、日本赤十字社の支部と遺言信託に関する業務協定を締結するのは、九州の地方銀行では初めて。提携で、遺贈または相続財産からの寄付による社会貢献のために、遺言信託のスキームを活用し、遺贈または相続財産の寄付を希望する顧客のニーズに応えていく。
協定のスキームは①遺贈または相続財産の寄付を希望する人は、同支部に相談する②同支部から、同行に相談者を紹介③同行は、相談者の意向を確認し、総支部への遺贈を含めた公正証書遺言書作成をアドバイスする④同行は遺言信託」として遺言書を預かる⑤公正証書遺言に基づき同行が遺言執行者として、同支部への遺贈を含めた遺言内容を実現するという。同行では「これからも顧客に寄り添い、気軽に相談いただける身近な金融機関を目指していく」と話している。

2019年12月24日発行