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日経新聞西部支社輪転機室をリノベーション 三菱地所レジデンス


シェアオフィスに

不動産事業の三菱地所レジデンス㈱(東京都千代田区、脇英美社長)は1月末、福岡市博多区の日本経済新聞社西部支社ビルの旧輪転機室をオフィススペースをリノベーションした。
日経新聞から旧輪転機室のほか、1階、2階、4階の一部を15年の定借で転貸するもの。賃借部分の面積は地下輪転機室が909㎡、1階が67㎡と69㎡の2区画、2階が278㎡、153㎡、99㎡の3区画、4階が205㎡で、輪転機室はシェアオフィス運営業者、1階は飲食店、2、4階は事務所として転貸する予定。物件の名称は「ザ・パークレックス博多」。旧輪転機室は高さ12mの吹き抜け空間になっており、機械が設置されていたレール跡や壁面のインク管などを残して以前のイメージを生かした空間に段差を設けたスキップフロアを設置している。
同社では、ビルを再生して賃貸する「Reビル(リビル)事業」を2014年から展開、これまでに首都圏を中心にオフィス、住宅22物件を事業化しており、今回の案件は地方では初めてという。

2019年2月13日発行