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日本航空と包括連携協定を締結 福智町


フレンチ・スイーツ列車でコラボ

福智町(田川郡福智町、嶋野勝町長)は7月26日、日本航空㈱(東京都品川区東品川2丁目、赤坂祐二社長、以下、JAL)と包括連携協定を締結した。同町が企業などと連携協定を結ぶのは4件目。
福智町の地域創生や観光推進を目的に締結した。同町とJALは12年に、同社機内広報誌で福智町の伝統工芸品などの地産ブランドの紹介がされたことをきっかけに、定期的に地域活性化を目指した取り組みを重ねてきたという。
今回の連携協定の第一段企画として、9月22日に平成筑豊鉄道の列車内で福智町の農産物などを使用したフレンチとスイーツが味わえる1日1便限定の列車「シュガーロード号」を運行する。同企画ではフレンチ料理店・アニオン(福岡市中央区天神1丁目)の本田フトシオーナーシェフ(田川郡出身)による料理、JAL国際線ファーストクラスのワインなどを提供する。料金はペア2人で3万円。定員は10組20人で、応募多数の場合は抽選となる。申し込みは同町ホームページの専用サイトから受け付ける。締め切りは8月31日まで。
同町は「福智町の国指定伝統工芸品上野(あがの)焼の器で料理を提供するなど、地域ブランドの認知度向上につなげたい。今後もJALと共同で福智町を発信できる取り組みを進めていきたい」と話している。

2018年8月7日発行