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日本睡眠学会理事長に就任 久留米大学の内村直尚学長
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週刊経済2021年8月17日発行
任期は23年6月末まで
久留米大学(久留米市旭町)の内村直尚学長は7月10日付で、一般社団法人日本睡眠学会(事務局・東京都千代田区)の理事長に就任した。任期は2023年6月末までの2年間。
05年に福岡県立明善高校の午睡(昼寝)時間導入に関わるなど、睡眠に関する長年の研究活動が評価されたもの。1977年に発足した同学会には現在、生理学、生物学、臨床医学、臨床検査学、心理学、看護学、公衆衛生・疫学など約4千人の会員が在籍している。
内村理事長は小郡市出身。1956年7月3日生まれの65歳。82年3月久留米大学医学部卒業、86年3月同大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程修了後、同年4月同大学医学部神経精神医学講座助手。87年5月から89年4月まで米国・Oregon Health Science Universityに留学。92年9月久留米大学医学部神経精神医学講座講師。2000年4月同講座助教授。07年4月同講座教授。11年4月同大学病院副院長。13年4月同大学医学部長、同月学校法人久留米大学理事・評議員、16年10月同大学副学長を経て、20年1月から同大学学長に就いていた。趣味は散歩。内村理事長は「欧米では睡眠教育が普及しており、日本でも草の根的に睡眠の大切さを説いていきたい」と話している。