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日本最大級の産学マッチングイベントに出展 福岡大学


工学部の4研究シーズ

福岡大学(福岡市城南区七隈8丁目、山口政俊学長)は、東京ビッグサイト(東京都江東区)で8月31日から2日間開催される「イノベーション・ジャパン2017〜大学見本市&ビジネスマッチング〜」に工学部の4つの研究シーズを出展する。

この大学見本市は国立研究開発法人科学技術振興機構と同法人新エネルギー産業技術総合開発機構が主催するもので、大学等の研究成果を社会に還元するきっかけの場として、多くの企業関係者が来場する日本最大級の産学マッチングイベント。福岡大学が出展する研究シーズおよび出展内容は次の通り。工学部化学システム工学科の三島健司教授による「マイクロカプセルおよび複合微粒子の高機能化」、同科の中野涼子助教による「化学的修飾法による新規ポリエチレン無電解めっき」  同学部社会デザイン工学科の佐藤研一教授による「竹を有効利用した軟弱地盤改良術」、同学部資源循環・環境グループの武下俊宏准教授による 「BDFグリセリン廃液のアップサイクルと実用化」。

研究シーズとは科学技術研究の種(Seeds)で、将来花開き実を結ぶ可能性の高い研究を指す。福岡大学では「薬学」「工学」「医療」「環境」などの分野で様々な研究を推進しており、そこで生まれた研究成果をわかりやすくまとめ、大学の「知」を産業界や地域・社会に還元するという目的から、「研究シーズ集」として公開している。

2017年8月8日発行