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日本ピザハット・コーポレーションを子会社化 ヤマエグループHD


週刊経済2022年8月30日発行

「ピザハット」を国内約500店舗展開

食品や住宅関連を軸とした九州最大手の独立系総合卸売業、ヤマエ久野㈱を中核とするヤマエグループホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、網田日出人会長兼社長)は、全国で「ピザハット」約500店舗を展開する日本ピザハット・コーポレーション㈱(横浜市西区、中村昭一社長)の全株式を8月31日付で取得し、子会社化する。
ヤマエグループでは、2020年度~22年度の中期経営計画で、「食」と「住」を事業ベースとしつつ、「M&Aによる水平・垂直、新規事業分野への進出加速」を基本戦略の一つとして掲げている。ピザハットは米国発祥の世界最大級の宅配ピザチェーンで、日本ピザハット・コーポレーションは日本国内におけるピザハットのフランチャイザーとして約500店舗を展開・運用。ヤマエグループHDでは今回、新たな事業領域であるBtoC事業に挑戦するとともに、サプライチェーン全体の発展に寄与できると判断し、M&Aを決めた。
ピザハット・コーポレーションは2013年5月設立。資本金9900万円。22年3月期は売上高が209億8千万円、経常利益が13億5300万円。エンデバー・ユナイテッド㈱系の投資ファンドが株式を所有していた。