NEWS

日本パッケージングコンテストに2点入賞 大石産業


輸送包装部門と工業包装部門で

福証上場で産業用包装資材総合メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)はこのほど、公益社団法人日本包装技術協会(東京都中央区、矢嶋進会長)主催の「2019日本パッケージングコンテスト」で、開発品2点が入賞した。
同コンテストは、優れたパッケージとその技術を開発普及することを目的に、毎年開催されているもの。入賞作品には、優れた包装の証である「GPマーク」の使用が許可される。今回受賞したのは輸送包装部門の「底糊無しワンタッチケース」と工業包装部門の「木枠梱包モーターの段ボール包装化」。底糊無しワンタッチケースは、底のみ糊貼りをしない形状で、糊貼りのコストダウンを図った点などが評価された。木枠梱包モーターの段ボール包装化は、従来木枠包装をしていた脚付きモーターを段ボール包装化することで、コストダウンと梱包作業時間の大幅削減を図った点などが評価された。同社では「2015年以来、5年連続での入賞となった。今後も継続して製品開発に取り組んでいく」と話している。
同社は1925年創業、47年2月設立。資本金4億6640万円。2019年3月期売上高は187億8500万円。従業員324人(19年3月末)。

2019年11月6日発行