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日商エレクトロニクスと環境事業で提携 グリーナー


週刊経済2021年6月29日発行

年内に合弁会社設立も予定

廃棄物実務管理、エネルギーコンサルティングなどの㈱グリーナー(北九州市若松区中川町、三根進也社長)は5月26日付で、双日グループの日商エレクトロニクス㈱(東京都千代田区、寺西清一社長)と環境事業における戦略的パートナシップとして業務提携を締結した。
廃棄物業界の変革を目指す「環境系」ITベンチャーとして、廃棄物やリサイクル管理を通して培ってきた知見と、日商エレクトロニクスの技術力とリソースを融合させることで、廃棄物分野のデジタル化とともに、新しいビジネスモデルの確立に取り組んでいく。まずは双日グループの双日九州㈱と連携のもと、リテール、医療、建設食品、製造業界や大手グループ会社を対象にグリーナー開発の廃棄物管理システム「エコープ」を導入。年内中にはシステム開発の合弁会社を設立し、IT活用でさらなる環境負荷の軽減に貢献し、サスティナブルな社会の実現を目指していく。
同社は2010年9月設立、資本金500万円、売上高21億9800万円、従業員数21人。
日商エレクトロニクスは1969年2月設立、資本金143億3687万5千円、売上高408億500万円(連結)、従業員数は1009人(連結)。