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旗艦店受注増で売上高は1・9%増の135億7千万円  ベガコーポレーション3月期


過去最高の売上更新

インテリア家具を中心としたEコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)の2020年3月期決算は、売上高が前期比1・9%増の135億7千万円、経常利益は1億4600万円で、前期2億5600万円の損失から黒字に転じた。
EC市場が堅調に拡大する中、販売価格、商品構成の見直しやSEO、ウェブ広告などの積極的な投資、SNS強化による認知度向上により、自社サイトの「ロウヤ」旗艦店において、年間アクセス数が前期比36・6%伸張。全体の売上高に占める割合も通期で32・7%増となり、過去最高の売上高を更新した。また、物流においては保管効率の見直しによるコスト削減により配送費の上昇を抑制することができ黒字転換となった。
今期は旗艦店の一層のブランド認知の拡大に注力するとともに、システム投資による物流効率化で売上高は前期比11・3%増の151億円、経常利益が3・5倍の5億円を見込んでいる。

2020年6月23日発行