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施工費用立て替えるリノベーション事業開始 駅前不動産
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4月から
㈱駅前不動産(久留米市東櫛原町、嶋田聖社長)は4月から、空室に悩むオーナーが所有する部屋をリノベーションし、施工費用を一時的に立て替える事業を開始した。
サービス名は「えきリノ」。最長で10年間、同社が空室を借り上げ、リノベーションにかかる費用を一時的に負担することでオーナーの収益性を高める。空室になっても放置している部屋や、入居者を入れるために必要なリノベーション費用を捻出できない部屋を所有するオーナーに同サービスを提案していく。
まず空室を借り上げた後、一時的に費用を立て替えてリノベーションを施す。その後の入居者募集は同社が請け負う。入居後は、同社がオーナーに支払う賃料から、物件の改修にかかった費用を分割で差し引いていく。借り上げ期間終了後は、一般管理に切り替える。
同社では「リノベーションを施した部屋は入居率が向上する。初年度で100戸を目指したい」と話している。
2018年4月3日発行