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新電力ビジネス支援の実証実験開始 筑邦銀行 みやま市の新電力会社、九大と連携
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株式会社筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は、12月1日から新電力会社のみやまスマートエネルギー株式会社(同市瀬高町小町、磯部達社長)、九州大学らと連携し、新電力ビジネスを支援するビックデータ解析の実証実験を開始する。
電力は常に需要と供給を一致させる必要があるため、需給バランスが崩れる「インバランス」が発生すると、新電力会社は差額料金を電力会社に支払わなくてはならず、収益の悪化が自治体の新電力事業参入の障壁になっていた。実証実験ではみやまスマートエネルギーが蓄積するエネルギー出力、気象、時間帯、電力消費などのビックデータを使って、地域での需給のコントロールの効果を検証。同行では資金面や実証事業の管理面で参画し、全体では最終的にソフト開発に取り組む。同行では「“みやまモデル”を成功させ、全国に発信する地方創生モデルをつくっていきたい」と話している。