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新規顧客獲得に苦戦し減収減益 フォーシーズホールディング


2017年9月期決算

東証二部上場で化粧品、健康食品通信販売㈱フォーシーズホールディングス(福岡市中央区薬院1丁目、洲崎智広社長)の2017年9月期連結決算は売上高が前期比38・1%減の26億6800万円、経常利益が同38%減の1億6100万円で減収減益だった。

セグメント別にみると、ダイレクト、テレマーケティングを展開するコミュニケーション・セールス事業は季節に応じた新商品などを導入して販売戦略を従来のテレビCMからスマホ対応にシフトしてきたが新規顧客の獲得に苦戦し、当初予定していた売上高を下回る結果となり、売上高は前期比6・6%減の16億795万円、利益は同91・5%減の1109万円。化粧品事業は当初予定していた新商品の販売が期中に間に合わず売上高は前期比6・2%減の6億3642万円、利益は同29・1%減の1億8079万円だった。カラーコンタクトレンズ事業においては、同事業を展開するクレイトン・ダイナミクス㈱の全株式を譲渡したことで中間期までの業績を連結に含み、売上高は同77・8%減の4億2422万円、前年同期8788万円の損失から7000万円の損失となった。同社では「今後は積極的なマーケティング活動を行うとともに社内にweb販売部門を立ち上げ、webにも力を入れていく」としており、今期予想、各セグメント別の見通しについて、近く、中期経営計画で発表する方針。

2017年12月5日発行