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新規物件取得、キャナルシティ博多増収で過去最高収益  福岡リート投資法人    3期連続増収増益


 地域特化型リートの福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、松雪恵津男執行役員)の2015年8月期決算は、売上高にあたる営業収益が前期比8・1%増の84億2300万円で7期連続増収、経常利益は同12・3%増の26億6300万円で3期連続増益だった。営業収益、経常利益とも過去最高。
 3月に取得した「ロジポートアイランドシティ博多」や5月に取得の「マリノアシティ福岡(マリナサイド棟)」といった新規物件取得のほか、インバウンド効果で来客・売上げともに伸びた「キャナルシティ博多」での賃料収入増が寄与した。期中の物件稼働率は99・5%と高い水準を維持。1口あたりの分配金も予想より113円多い3563円となった。
 2016年2月期の業績予想は、「キャナルシティ博多」のインバウンド効果の競合施設への分散等を想定し、営業収益で15年8月期比1・9%減の82億6100万円、経常利益で同1・8%減の26億1500万円を見込む。