• 地域

新規事業としてカレーライス店の出店を計画 ウエスト　事業の多角化を図る

Tag:

新規事業としてカレーライス店の出店を計画
ウエスト　事業の多角化を図る

　うどん・焼肉など飲食店を多店舗展開する株式会社ウエスト（福岡市博多区三筑一丁目、中野泰宏社長）は新規事業としてカレーライス店の出店を計画している。
　これは事業の多角化を図ることが目的。コンセプトやメニュー、価格などの詳しいことは未定だが、一、二カ月後に一号店を出店したい考え。
　中野社長は「国民食のカレーライスを焼肉、うどんに続く第三の柱として確立させ、今後の戦力としたい」と話している。

　９月10日、福岡市博多区に直営のうどん・焼肉店

　また、同社では九月十日に、福岡市博多区に直営のうどん・炭火焼肉店をオープンした。
　これは全国展開の一環として出店したもの。場所は博多区祇園町の複合商業施設「キャナルシティ博多」近くで、店舗名は「ウエスト　キャナル前店」。一階はうどん店、二階は無煙炭を使用した七輪で焼くスタイルの炭火焼肉店となっている。客席数はうどん店で五十五席、焼肉店で約六十八席（十七卓）。客単価はうどん店で五百から五百五十円、焼肉店で約二千円を見込んでいる。営業時間はうどん店で二十四時間営業、焼肉店で午前十一時から午前二時まで。同社では、同日に直営うどん店「前原店」（前原市前原西）を同時オープンしている。
　同社は一九六六年三月創業・設立、資本金は三億七百九十万円。従業員は四百人。現在、九州・山口と関東地区に多店舗展開している。
　中野社長は粕屋郡新宮町（中国・ハルビン生）出身、一九二八年四月 二十五日生まれの七十六歳、旧制修猷館中学校卒、趣味は水。

2004.9.28発行　週刊経済より