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新製法の明太子商品のOEM受託開始 ヤマトバイ オレッツ
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週刊経済2022年2月22日発行
初年度目標5千万円
ふくやグループで明太子製品を販売する㈱ヤマトバイオレッツ(大野城市仲畑1丁目、梁川剛一社長)は3月3日、新たな冷凍製法による明太子商品のOEM受託生産を開始する。
今回のOEM受託には、表面と中心部の温度を均一に凍結する新技術「CAS冷凍製法」を採用する。同製法は細胞組織が凍結前の状態に限りなく近く、解凍しても鮮度や風味を損なわず、粒感覚がしっかりしているのが特徴で、2021年11月からの小売り向け製造を経て、業務用での本格的な受託生産に踏み切る。
また、従来の冷凍法を採用した具材をたらこで包んだ「たらコルネ」のOEM生産受託も同時にスタートした。さまざまな食材に 合う特性を生かし、食品会社だけでなく、幅広い業種の取り込みを図る。OEM分野と合わせて初年度売上高目標は年間5千万円。
梁川社長は「CAS冷凍機をOEM生産に使っている工場は数少ない。さまざまな方に『とれたて品質』で食べていただき、本当のたらこの良さを知ってもらいたい」と話している 。
同社は2013年9月設立。資本金1千万円。従業員は57人(パート含む)。決算期は10月。