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新製品好調で売上高200億円突破 ダイショー


2期連続の増収増益

大手調味料メーカー㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の18年3月期連結決算は、売上高が前年比3・9%増の204億6100万円、経常利益が同33・1%増の6億1600万円で2期連続の増収増益となった。
小売用製品ではトレンドや健康志向の高まりに対応したたれ類の新製品が売り上げをけん引したほか、主力の鍋スープも野菜価格の安定、全国的な低気温を追い風に好調に推移。また業務用製品も専任部署の新設、人員拡充によるメニュー開発・提案を強化したことや、コンビニ向け製品の市場開拓も順調に進み16期連続の増収。利益面では労務費、・人件費、物流コストは増加したものの、原材料価格が安定したことで、営業利益は32・3%増の6億1100万円、純利益は33・6%増の3億9500万円と経常利益とともに増益となった。
今期は売上高が218億円(6・5%増)、営業利益が7億4000万円(20・9%増)、経常利益が7億4000万円(20・1%増)、当期純利益が4億4000万円(11・1%増)の増収増益を見込んでいる。

2018年5月22日発行