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新製品の開発、展開に向け3億円を資金調達 HMS


週刊経済2024年4月17日発行号

18年からの資金調達累計額は8・6億円に

AIカメラ、クラウドAI画像解析サービスを提供するHMS㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、胡振程社長)は4月2日、複数のファンドや協業企業から3億円の資金を調達したと発表した。
同社は画像解析AIを独自に開発し、自律性型ロボットなどの移動や動作に必要なSLAM機能を実装する3Dセンサや工場自動化(FA)向け産業カメラを提供。無人化・省力化ニーズ、及び各種産業におけるロボティクス・DXへのニーズが高まる中、調達した資金を新製品の開発・展開に向けた採用活動やマーケティング・営業活動の強化などに充て、成長性の高い事業基盤の構築を目指す。
引受先となったのは、九州広域復興支援投資事業有限責任組合(運営者・REVICキャピタル㈱およびロングブラックパートナーズ㈱)、㈱正興電機製作所、㈱QTnet、佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第五号(運営者・㈱佐銀キャピタル&コンサルティング)。今回の資金調達で2018年9月創業からの累計調達額は8億6千万円となり、今後も追加引受けやデットでの調達を計画するなど、資金調達はさらに増加する見込みという。