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新築マンション5棟にエネファーム供給 西部ガス 福岡市と北九州市で全275戸へ
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西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、酒見俊夫社長)は、福岡市と北九州市の5棟の新築分譲マンション全戸(275戸)にマンション向けIoT対応のエネファーム(家庭用燃料電池コージェネレーションシステム)を供給する。
エネファームを採用するマンションは、福岡市東区のアイランドシティで積水ハウス工業株式会社と西日本鉄道株式会社、西部ガスリビング株式会社が開発する「パークフロント香椎照葉」のWEST棟(18階建・107戸)とEAST棟(同・108戸)。東宝ホーム株式会社が北九州市小倉北区の城野駅北土地区画整理事業地区に建設しているシティガーデンBONJONOのA~D棟(各5階建、計60戸)。マンション向けエネファームの一括採用は同社初。世界高水準の発電効率と世界最小級のサイズ。電気使用量に合わせた24時間運転などが特徴。また、IoTを活用して発電状況の遠隔見守りサービスや省エネナビゲーション、ガス機器遠隔操作などができる。
同社では2009年からエネファームの販売を開始。今年2月には累計販売台数(設置ベース)が8379台に達している。「今後も一層の普及促進に取り組み、総合エネルギーサービス企業として、お客さまの快適な暮らしの実現と環境負荷の低減、エネルギーセキュリティーの向上などに貢献していく」と話している。