NEWS

  • 地域

新空気触媒を活用した”消臭・抗菌・防汚”の衛生管理サービス   エコアス   飲食店や福祉・介護施設、病院などに提案


 ビル建築物の環境衛生保守管理、産業廃棄物処理、リサイクル事業を手掛けるエコアス株式会社(福岡市博多区東那珂二丁目、大澤清和社長)は、11月から酸化チタンによる新空気触媒を活用した「消臭・抗菌・防汚」に効果がある衛生管理サービスの本格提案を始めた。
 これは近年の消臭および抗菌、汚れに対する環境改善や保全事業ニーズが高まっていることから、同サービスを通じて新形態の各種衛生管理サービスの新規顧客獲得、事業領域の拡大を図るもの。今後、飲食店や福祉・介護施設、各種病院、宿泊施設などを中心に提案を強化する方針。
 同サービスは酸化チタンによる「新空気触媒」を導入しており、従来の光触媒と比較して光(紫外線)量に左右されず消臭性や抗菌性、防汚性に効果があるのが特徴。「新空気触媒」は、空気中に含まれる酸素や水分と反応を起こし、水酸基や活性酸素を生成。これらが有機物分解性と親水性作用を発揮することで、たばこ臭やペット・汚物臭、ホルムアルデヒド、大腸菌、レジオネラ菌、カビ菌、たばこヤニや排気ガス、水垢などに効果を生み出すという。
 同社では「今後は消臭・抗菌・防汚の環境衛生サービスを主力事業として位置付けるなど、あらゆるニーズに沿った環境ソリューションを目指していきたい」と話している。
 同社は2004年4月設立。資本金1,000万円、従業員数30人。