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新社長兼COOに平尾顧問  ワールドインテック    伊井田社長は代取会長兼CEOに


 総合人材ビジネス業・株式会社ワールドインテック(北九州市小倉北区馬借1丁目)の新社長兼COO(最高執行責任者)に、3月22日付で、平尾勇司顧問の就任を決定する。伊井田栄吉社長は代表取締役会長兼CEO(最高経営責任者)に就任する。
 これは、同日開催の第14回定時株主総会での承認を前提とした人事計画。同社はこれまで、売上規模の拡大、関連子会社の増加に合わせて取締役を増員してきたが、上場企業としてより一層の社会的責任を果たしていくために、会長職、社長職を役割分担し、グループの経営強化を図っていく方針。それぞれの詳細な役割はこれからら決定していく予定だが、伊井田会長が経営責任者としてグループ全体の方針決定、経営監督的な役割を担い、平尾社長がグループの中核企業であるワールドインテックの最高執行責任者として代表権をもつ。
 平尾勇司氏は、広島県出身で、1956年5月12日生まれの50歳。香川大学経済学部卒。1986年4月株式会社リクルート入社、94年4月人材総合サービス事業部門港営業部部長、97年4月ケイコとマナブ首都圏営業部長、2001年4月ホットペッパー事業部長、03年4月狭域ビジネスディビジョンカンパニー執行役員、06年3月株式会社リクルート執行役員退任、04年1月株式会社ワールドインテック顧問(現任)。

 従業員、取締役にストックオプションを付与

 また、同社の従業員、取締役を対象に、ストックオプションとして新株予約権を付与する。
 これは、従業員分は同社および子会社、外部協力者に対しては業績向上に対する意欲や士気向上を目的に、取締役に対しては役員報酬とすることで株価、業績との連動性を高め、株価上昇のメリットだけでなく株価下落のリスクをも共有させることで、貢献意欲や士気の喚起につなげたい考え。従業員、取締役に対する新株予約権はそれぞれ1,000株を上限に無償で発行。新株予約権の権利行使期間は付与から10年以内とする