新社長に田中貴広副社長が昇格　モダンプロジェ

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週刊経済2023年4月4日発行

別府社長は代表権ある会長に

投資用賃貸マンション、アパートを企画、販売する㈱モダンプロジェ（福岡市中央区大名１丁目、別府大力社長）の新社長に３月１日付で、田中貴広（たなか・たかひろ）副社長が昇格した。創業者の別府大力（べっぷ・たいし）社長は代表権のある会長に就いた。
設立から１０年が経過したタイミングで役員体制の再構築を図るもの。夏頃をめどにホールディングス化移行の計画もあり、社内体制の整備に力を入れていく。
田中社長は佐世保市出身。１９７４年５月１０日生まれの４８歳。長崎県立佐世保北高校卒。２０１２年３月㈱モダンプロジェに入社し、管理部長、総務経理部長などを経て２０年１月に取締役副社長。趣味はドライブ、旅行。
別府会長は「設立以降、事業展開が多岐に渡ってきた。グループ会社も増えてきたので、各社の『見える化』を意識し、それぞれのトップが経営判断できる体制へと移行していきたい」と話している。
同社は２０１２年３月設立。資本金３００万円。福岡、長崎、熊本、大阪、東京、沖縄に拠点を展開し、供給実績は１３０棟以上。２３年２月期売上高は過去最高の４０億円を見込んでいる。従業員数は４５人。