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新社長に生え抜きの岩本常務 　ＢＣＣ　　　 冨田社長は代取会長に

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　情報通信地場大手の株式会社ＢＣＣ（福岡市中央区六本松２丁目）の新社長に、６月２０日付で岩本強司システム担当常務が就任した。冨田峰雄社長は代表権のある会長に就き、熊本誠会長は退任した。
　生え抜きからのトップ昇格は初で、これまでの実務経験を生かした経営手腕を強みに、さらなる市場開拓を目指す。岩本氏は福岡市出身、１９５２年９月１２日生まれの５５歳。九州工業大学工学部情報工学科卒。７６年４月に株式会社ビジネス・コンサルティング・センター（現ＢＣＣ）入社。９５年７月システム事業本部長、２００１年６月取締役、０３年システム担当取締役兼産業システム本部長を経て、０５年６月から常務。趣味はスキー。同社はＲＫＢ毎日放送とＮＥＣの共同出資により１９６６年１０月に設立、資本金は２億４７８６万円、０８年３月期売上高は５１億９００万円。従業員数は３４８人。新体制は次の通り。
　▼代表取締役会長　（社長）冨田峰雄▼社長　（常務）岩本強司▼専務　中村靖▼常務　松島紘▼取締役　松村隆巳、安達至、永守良孝、緒方喜啓、祝迫悦郎▼監査役　藤岡隆士▼退任　（代表取締役会長）熊本誠