新社長に油嶋武晴取締役副社長が昇格 　 新ケミカル商事

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和久田社長は常任顧問に

新ケミカル商事㈱（北九州市小倉北区浅野２丁目）の新社長に４月１日付で油嶋武晴（ゆしま・たけはる）取締役副社長が昇格した。和久田茂彦社長は常任顧問に就任。
中期経営計画の最終年度で次期中期ビジョンに向けた重要な１年として、和久田前社長が常任顧問としてサポートに当たり、油嶋新社長が新たな視点から次期中期ビジョンを策定していく。油嶋新社長は福岡県出身。１９５６年１１月５日生まれの６３歳。北九州工業高等専門学校化学工学科卒。７７年４月新日本製鉄化学工業㈱（現日鉄ケミカル＆マテリアル㈱）入社。９１年４月戸畑製造所生産技術部課長代理、９７年９月本社樹脂部マネジャー、９９年４月東洋スチレン㈱出向、２００２年３月深圳美陽注塑有限公司出向、０５年７月新日鐡化学㈱（現日鉄ケミカル＆マテリアル㈱）化学品事業部スチレン樹脂部長、１１年４月参与 機能材料事業本部光学・ディスプレイ材料事業部長、１３年４月新ケミカル商事㈱取締役就任、１４年１月取締役 化学品事業部長委嘱、１８年４月常務取締役 樹脂事業部長委嘱、１９年４月から取締役副社長を務めていた。趣味は登山。
同社は新日鉄住金化学㈱（現日鉄ケミカル＆マテリアル㈱）の商事子会社として２００４年８月に設立。１８年に北九州に本社を新設し、北九州本社・東京本社の２拠点体制。資本金は４億円。従業員は３５５人（連結）。売上高は９００億円（連結）。建材や化学品・樹脂、肥料などを取り扱う専門商社。

2020年4月14日発行