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新社長に柴田義治執行役員　ジェイエムテクノロジー　　　 植木社長は最高顧問に

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東証マザーズ上場の豆蔵ホールディングスグループでソフト開発事業のジェイエムテクノロジー株式会社（以下ＪＭＴ:福岡市博多区下川端町）の新社長に、４月１日付で、柴田義治執行役員経営企画室長が就任した。創業者の植木一夫社長は最高顧問に退いた。
植木社長の退任に伴い、直近で経営企画に携わっていた柴田執行役員が昇格。社長就任と同日付で親会社の執行役員も兼務する。他にもＪＭＴ取締役に柴田泰徳執行役員ＩＴ事業本部長が昇格した。柴田社長は「豆蔵ホールディングスグループのシナジー効果で、インドネシア現地法人の受注拡大を図る」と話している。
柴田社長は宗像市出身、１９６９年生まれの４３歳。西南学院大学経済学部卒。９２年４月に株式会社第一勧業銀行（現:株式会社みずほ銀行）入行、２００３年３月に株式会社シノハラ建設システム（現:シノケングループ）入社、０５年２月ＪＭＴに入社し管理部統括マネージャー、同年３月社長室長、０７年３月執行役員人事企画部長、１１年３月管理本部長、１２年３月執行役員経営企画室長、同月株式会社豆蔵ＯＳホールディングス（現:豆蔵ホールディングス）財務・経理部担当部長に就任していた。趣味はサッカー観戦。
植木顧問は大分県出身、１９６０年生まれの５２歳。大分工業高等専門学校卒。８１年４月に太平工業株式会社入社、８８年１０月にアプライドマテリアルズジャパン入社、９３年７月に住友金属工業入社、９５年３月にＪＭＴを設立し社長に就任、２００７年３月代表権を社長に譲渡し会長に退く。０８年５月代表権復活し、１０年３月会長兼社長、１２年１月会長兼務を解き社長を務めていた。趣味はゴルフ。
柴田取締役は福岡県出身、１９６２年生まれの５１歳。福岡工業高校卒。８０年４月に九州大日本印刷入社、８９年１月に大日本印刷入社、２００６年１１月にＪＭＴ入社。０９年３月情報システム事業本部営業部長、１０年３月同本部副事業本部長兼営業部長、１１年３月東京ＩＴ事業本部長兼営業部長、１２年１月執行役員ＩＴ事業本部長に就任していた。趣味は野球観戦。
新体制は次の通り。
▼社長　（執行役員経営企画室長）柴田義治▼副社長　橋立雅樹▼取締役　（執行役員）ＩＴ事業本部長柴田泰徳▼非常勤取締役　豆蔵ホールディングス社長荻原紀男、同取締役佐藤浩二、同取締役南口和彦▼監査役　藤井久男▼非常勤監査役　豆蔵ホールディングス監査役立野満夫
同社は１９９５年３月設立、２００４年１１月に福証Ｑボード上場、１１年１１月に豆蔵ホールディングス連結子会社となる。資本金は３億２６２０万円。出先は東京本社、大阪支社、四日市事務所（三重県四日市市）、飯塚開発センター、インドネシア現地法人。従業員は２２６人。