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新社長に東川専務内定 信号電材


週刊経済2023年4月4日発行

7月1日就任へ

交通信号機のトップメーカー・信号電材㈱(大牟田市新港町1丁目)の新社長に東川望(ひがしかわ・のぞむ)専務が内定した。7月1日就任で糸永康平社長は代表権のある会長に就く。
本誌「ふくおか経済」のロングインタビューで糸永康平社長が語ったもので、昨年10月に創業50年を迎えたのを機に三代続いた同族経営から組織経営への転換を決めた。東川氏は大牟田市出身。1976年9月23日生まれの46歳。大牟田高等学校卒。95年に同社入社以来、技術設計部門と技術開発部門を経て、2015年技術部長。17年取締役技術部長、22年専務。趣味はランニング、山登り。糸永社長は現在67歳で、20歳以上のトップ若返りとなる。糸永社長は「父が創業して50年。今年7月に周年記念式典を予定しており、対外的にはそこで正式発表になるだろう。私が元気なうちに次世代に継承して永年企業としての道を歩んでいく」と話している。
同社は1972年10月設立。資本金8千万円。売上高57億6300万円(22年6月期)。従業員数155人。