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新社長に村田俊明取締役営業本部長 SKソリューション


鍵山社長は任期満了のため退任

制御装置、システム機器販売のSKソリューション㈱(福岡市博多区博多駅中央街)の新社長に、6月15日付で村田俊明(むらた・としあき)取締役営業本部長が就任した。鍵山公志社長は任期満了のため退任した。
村田新社長は北九州市出身。1959年2月20日生まれの59歳。九州産業大学工学部卒業後、81年にSKソリューションの前身となる末松九機の商品部に入社。98年熊本営業所長、2003年4月SKソリューション鹿児島営業所長、04年11月福岡営業所長、07年4月本社営業部長に就任、08年4月執行役員営業本部長、11年4月から取締役営業本部長を務めていた。趣味はバイク、トレッキング、家庭菜園。
同社の役員は以下の通り
▼代表取締役社長 村田俊明▼常務取締役 山菅聡太▼取締役 辛島實▼取締役(非常勤) 尾武宗紀▼取締役(非常勤) 伊達勇城▼監査役(非常勤) 山口幸雄

協働ロボット拡販し20年に売上高100億円へ

また同社では、2020年までの中期経営計画において、売上高100億円の達成を目指している。
産業用ロボットの中でも協働ロボットの販売を拡大する方針として、ソフト面ではリスクアセスメントを強化する。ハード面では九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井)と共同で、カメラセンサーによって作業中の事故を防ぐシステムを研究開発し、製品の安全性と信頼性向上を図る。これによりロボット販売のロボット事業とロボットの付帯設備販売のエンジニアリング事業の売上高を18年3月期から2倍の20億円に引き上げ、総売上高は23億5800万円増の100億円を目指す。
村田社長は「人手不足の問題を抱えている食品業界への導入にも力を入れていく」と話している。
同社はオムロンの関係会社で2003年4月設立。資本金5000万円。売上高80億円(2019年3月期見込み)。従業員数78人。

2018年8月7日発行