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新社長に有田前北九州市上下水道局長 北九州ウォーターサービス


人材確保、技術力向上図る

北九州市の第3セクターで、上下水道の維持管理などを手掛ける㈱北九州ウォーターサービス(北九州市小倉北区浅野3丁目)の新社長に、6月26日付で有田仁志(ありた・ひとし)前北九州市上下水道局長が就任した。富増健次社長は退任した。
有田氏は北九州市出身。1958年10月21日生まれの60歳。北九州工業高等専門学校卒。79年4月北九州市水道局に入局。同年5月同局工務部東部浄水所に配属、86年5月同部浄水課、95年5月市長部局へ出向。建築局建築部電気設備課、2000年4月環境局皇后崎環境センター皇后崎工場次長、03年4月建築都市局建築部電気設備課電気第二係長、09年4月水道局へ出向。同局浄水部穴生浄水所長、13年4月上下水道局水道部浄水課長、14年4月同局浄水担当部長、17年4月同局長、19年3月退職。趣味はバドミントンで、北九州市バドミントン協会副理事長や福岡県バドミントン協会の強化委員長に就いている。自身で立ち上げたクラブ「JBC小倉」の監督。
有田社長は「当社は変革期にきている。技術力の向上、人材の確保に力をいれていく」と話している。
同社は2016年4月設立。資本金1億円。18億4229万円(19年3月期)。従業員260人。

2019年8月27日発行