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新社長に川久保勇次執行役員 テムザック
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髙本社長は代表権のある議長に
ロボット製造・販売の㈱テムザック(宗像市江口)の新社長に11月1日付けで、川久保勇次(かわくぼ・ゆうじ)執行役員が就任した。髙本陽一社長は代表権のある議長に就いた。
2代表制となり、グループの統括を髙本議長、同社の経営は川久保社長となる。川久保氏は行橋市出身。1978年5月3日生まれの42歳。九州工業大学大学院生命体工学研究科脳情報専攻後期課程退学。2005年3月㈱テムザック入社。14年4月台湾現地法人のテムザックフォルモサ董事長(代表)、19年4月㈱テムザック企画本部本部長。同年5月から執行役員を務めていた。川久保社長は「当社が強みとする働くロボット〝ワークロイド〟の分野を伸ばすための環境整備に努める。世界中の人が安全に、幸せな価値ある時間を長く持てる社会を実現できるよういち早く進めていきたい」と話している。
同社は2000年1月設立。資本金4億3550万円。従業員24人。医療、災害レスキュー、警備、コミュニケーションなど多様な実用ロボットの開発を手掛ける。関連会社には、ロボット事業の㈱アイザック(福島県会津若松)、㈱MICOTOテクノロジー(鳥取県米子市)、㈱ロビックス(福岡市東区)、テムザックフォルモサ(台湾台北)がある。
新役員は以下の通り
▼代表取締役議長 髙本陽一▼代表取締役社長 川久保勇次▼取締役副議長 久米康歳▼取締役 石井佑典 清水昌樹▼社外取締役 関根幸平▼監査役 植田文雄 森勝頼 田原公生
2020年11月24日発行