新社長に古宮洋二取締役専務執行役員が昇格　ＪＲ九州

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週刊経済2022年3月15日発行

青柳社長は代取会長に

九州旅客鉄道㈱（ＪＲ九州、福岡市博多区博多駅前３丁目、青柳俊彦社長）は３月１日、新社長に古宮洋二（ふるみや・ようじ）取締役専務執行役員が４月１日付で昇格する人事を決定した。青柳社長は代表取締役会長、唐池恒二代表取締役会長は取締役相談役に就任する。
これは、業績面で新型コロナの影響を受ける中、２０３０年長期ビジョンの達成に向けて４月から始動する新中期経営計画に合わせて経営体制を刷新するもの。８年ぶりの社長交代で、２代続けて鉄道畑出身の社長となる。
古宮氏は福岡県出身。１９６２年１１月２６日生まれの５９歳。九州大学工学部卒。８５年４月日本国有鉄道に入り、８７年４月ＪＲ九州入社。９６年３月運輸部部長付副課長、９９年３月小倉運転区長、２０００年３月運輸部部長付担当課長、０１年４月同企画課長、０２年７月鉄道事業本部新幹線開業準備室長、０３年１２月新幹線鉄道事業部長兼務、０４年３月新幹線鉄道事業部長、０５年５月同企画部長、０６年５月同運輸部長、１０年６月同営業部長、１１年６月同サービス部長兼営業部長、１２年６月総務部長、同月取締役総務部長、同年９月同鉄道事業本部クルーズトレイン本部長兼総務部長、１３年６月同総務部長、１６年６月常務鉄道事業本部長兼北部九州地域本社長、１８年６月取締役常務執行役員同事業本部長兼同地域本社長、１９年６月同専務執行役員同事業本部長兼同地域本社長を経て、２０年６月から同総合企画本部長を務めていた。
４月１日付の役員人事は次の通り。
▼代表取締役会長執行役員（代表取締役社長執行役員）取締役会議長青柳俊彦▼同社長執行役員（取締役専務執行役員総合企画本部長・広報担当）最高経営責任者・監査部担当古宮洋二▼取締役常務執行役員（同常務執行役員最高財務責任者・総合企画本部副本部長・経営企画部長・ＩＴ推進部・財務部担当）事業開発本部長森亨弘▼取締役相談役（代表取締役会長執行役員取締役会議長）唐池恒二▼取締役（取締役専務執行役員）田中龍治（同日付でＪＲ九州駅ビルホールディングス㈱社長に就任）
▼常務執行役員　（常務執行役員事業開発本部副本部長・開発部長）最高財務責任者・総合企画本部長・広報部・財務部担当松下琢磨、（上席執行役員総務部長・人事部担当）総務部長・人事部担当東幸次▼上席執行役員　（執行役員熊本支社長）総合企画本部副本部長・経営企画部長・ＩＴ推進部担当赤木由美、（同事業開発本部住宅開発部長）事業開発本部副本部長・住宅開発部長澤亀愼司▼退任　上席執行役員今林泰（同日付でＪＲ九州駅ビルホールディングス㈱専務に就任）