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新社長に前田努専務が昇格 ベルテクネ


鐘川社長は取締役会長に

精密板金加工事業などのベルテクネ㈱(糟屋郡須恵町上須惠)の社長に、6月15日付で前田努専務が昇格した。鐘川喜久治社長は取締役会長、鐘川邦次朗会長は相談役に就いた。
経営体制の刷新を図るもので、創業一族以外では初の生え抜きの社長となる。前田氏は粕屋郡出身。1972年1月23日生まれの47歳。筑紫台高校卒業後、90年入社。プレスなどの業務に17年間従事した後、2006年に営業部に異動。その後工場長や事業本部長を経て、18年から専務を務めていた。前田社長は「前社長の業務を確実に引き継いでいくのと同時に、より良い会社作りに向けたチャレンジもしていきたい」と話している。
同社は1914年5月創業。資本金は6310万円で、従業員数は98人。18年6月期の売上高は18億5000万円。

2019年8月6日発行