新社長に兼田智仁顧問　日本乾溜工業

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週刊経済2022年3月1日発行

４月２７日総会で正式決定

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱（福岡市東区馬出１丁目）の新社長に兼田智仁（かねだ・ともひと）顧問が就任する。
同社は「筋力強化のステージ」と位置付けた２３年度を最終年度とする中長期計画２期目がスタート。新経営体制で目標達成に向けて加速、グループの企業価値向上と成長の実現を目指す。伊東幸夫（いとう・ゆきお）社長は相談役に就き４月２７日開催予定の臨時株主総会と取締役会で正式決定する。
兼田次期社長は１９５５年４月１８日生まれの６６歳。７９年４月丸紅㈱入社。２００１年伊藤忠丸紅鉄鋼㈱入社。１０年執行役員、１３年取締役兼常務執行役員、１５年ＣＳＯ（経営企画・人事総務本部長）兼常務執行役員、１６年代表取締役副社長、１７年代表取締役社長、２０年代表取締役会長。２１年相談役。２２年１月日本乾溜工業㈱入社、顧問。
その他役員の異動は決定次第公表になる。
同社は１９３９年７月設立、資本金４億１３６７万円、売上高は１８０億４６００万円（２１年９月期）、従業員数３０３人（同）