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新理事長に水田祥代常務理事 福岡学園 田中理事長の死去に伴い
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福岡歯科大学や同医科歯科総合病院などを運営する学校法人福岡学園(福岡市早良区田村2丁目)の新理事長に、3月3日付で水田祥代(すいた・さちよ)常務理事が就任した。任期は2015年3月3日から2017年8月2日まで。
今年2月11日の田中健藏理事長死去に伴うもの。水田氏は大分県出身。1942年3月16日生まれの72歳。九州大学医学部卒。大学院生の26歳時にイギリスに留学。帰国後は大学院に戻り小児外科医に。1974年医学博士号取得。九州大学医学部講師、福岡市立こども病院・感染症センター小児外科部長、九州大学医学部小児外科学講座教授を経て、2004年4月同大学病院長。小児医療センターや救命救急センターなどの設立にも尽力した。08年10月には女性初の九州大学理事・副学長に就任。財務や国際関係を担当し、同大学における男女共同参画も推進した。10年8月、学校法人福岡学園(旧福岡歯科学園)理事・評議員に就任し、11年から同法人常務理事を務めていた。
同学園は1973年4月開学。福岡歯科大学、同大学院、同大学医科歯科総合病院、福岡医療短期大学、歯科医療施設「口腔医療センター」、介護老人保健施設「サンシャインシティ」、同福祉施設「サンシャインプラザ」を運営している。11年6月に学校法人福岡歯科学園から現法人名に変更した。